FEDECO Since 1967
ファースト電子開発株式会社
電車非常用電源装置一瞬他助
東京の地下鉄各路線の安全な運行に貢献しています
一瞬他助   一瞬他助搭載車両    一瞬他助を搭載  一瞬他助起動実験
可搬型電車車両バッテリー上がり復旧装置
停電から速やかに復帰できます。
 平成24年度 地下鉄東京メトロ
の全編成に搭載されました
  停電時復旧時に電車のパンタグラフを上げ、電車の初動モーターを起動させて、電車を速やかに立ち上げ、皆様の安全を守ります。
“一瞬他助”は、送電線の事故や故障で電車が止まった時、電車を復帰させる非常電源装置です。マイコン制御で複雑な動作を実現しています。一瞬他助は公共交通機関の安全運行に役立っています。
 故障、電力事故の影響等で電車車両起動用バッテリーが消耗してしまい、パンタグラフの上昇、電車起動用のインバーター、MG等を作動出来ない状況を解決する為の可搬型非常用電源装置です。 車輌のメーカー、型式、年式にかかわらず安全に救出出来ます。しかも、各種保護回路の採用で車両や作業員の事故を防御します。
 電車車両は複数のメーカーが複数の形式の車両を製造しています。基本的には同様の構造ですが、モーターはじめ各部の部品などは皆異なっています。この為、どの車両でも停電時に速やかに立ち上げるため、どの車両でも安全に動作させなくては成りません。この為大変複雑なコンピュータ制御となっています。
電車停電立ち上げ非常電源
一瞬他助の技術
 電車の車両は、1両5000万円~1億円と大変高価なものです。
 地下鉄の構内や夜間で真っ暗な時、電車を立ち上げる作業をする場合に、一瞬他助を電車の所定の端子に間違いなく接続しなくては成りません。間違ったところに接続して、電力を加えると高額な電車の電子機器を損傷してしまいます。 また、作業員が謝って感電する危険もあります。これを避けるため、電車の正しい端子に接続しない限り、一瞬他助から電力を出さない工夫が必要でした。しかも、電車車両によって使用部品や システムが異なります。どの電車にも対応出来る装置という大きなハードルを越えなければ成りませんでした。
 ここで、ファースト電子開発が永年培った技術と経験を生かして一瞬他助を開発しました。試作電子回路を地下鉄の検車区の協力を得て、検車区に 持ち込み、各種車両で実証実験を繰り返しました。完成までのに2年余り掛かって開発に成功しました。
 こうして完成した一瞬他助は、技術的には、アナログ技術とマイコン制御技術の粋を集めた装置となりました。
 東京の地下鉄各社で採用されています
 東京メトロ、埼玉高速鉄道、都営地下鉄、に採用され、各車両検車区、車両検修場に設置されました。
平成24年度からは、東京地下鉄(東京メトロ)の全車両編成の搭載されました、これにより停電で電車が止まっても、回復すれば速やかに電車を立ち上げらレル用になりました。地下鉄の安全運行に貢献出来て大変光栄に存じます。
  TOPページへ